本日をもって本年の営業を終了させて頂きます。
先ほど最後のお客様がお帰りになりました。
最終日に「良いお年を」と言ってご挨拶をさせて頂きながら、こうして一年を無事に終える事ができたのもお客様のお陰と思い、心より感謝を申し上げます。
こうして書くと押切の文言で陳腐に聞こえるのですが、お客さんにお越し頂いてこそ、商売ができます。これはカートランドに限らず大企業メーカーでも全く同じことで、ユーザーがいて頂いてこそ成り立つことです。大井松田のような小さな会社ですと、お客さんのお一人おひとりのお顔を見ながら商売ができることが何よりの喜びになります。自分の会社を支えて頂いているお客さんが目の前におられる訳ですから、感謝の気持ちを抱くのは当然です。
僕は1998年(平成10年)にカートランドに来ましたから、来年25年目に入ります。そして大井松田カートランドは1978年設立ですから、来年45年目を迎えることになります。この長きに渡り大井松田カートランドを支えて頂いたのは多くのお客様です。毎年最終日になると、今はお見えになっていないお客さんのことも思い出したりします。先日、大掃除をしていたら2000年の第1回 東日本ジュニア協会の会議資料が出て来ました。この東日本ジュニアは2001年から新体制で開催されることになり、大井松田もその年から開催をすることになりました。この東日本ジュニアからは、今SGT等で活躍している多くの選手が巣立っていきました。
2001年のイヤーブックには、こんな人たちが写っていいます。
前年のチャンピオンは中山雄一選手、リザルトには佐々木大樹選手や野尻智紀選手の名前もあります。
そしてブリヂストンの広告にはカート時代の片岡選手の写真が掲載されています。
そして更に古い資料を見る機会もありました。山口県にある柳井スポーツランドにお伺いした際に見せて頂いたのは、日本カートランド協会の会議資料でした。
出席していたコースは僅か7コースです。そして手書きのレジュメです。
今は既にやられていないコースの名前もあります。
ちなみに僕が中学2年生の時に柳井スポーツランドでSLカートライセンスを取得したのが、カートに初めて触れる機会でした。その当時、自分がカートコースのオーナーになることもSLOの代表になることも夢にも思っていませんでした。
人生は時にいたずらが過ぎます。
あと何年このお仕事ができるか分かりませんが、お客さんに喜んで頂くためには、もっともっと色んなことをやらないといけないと感じています。50周年が迎えられるようにもっと精進をしなければなりません。
多くの方に感謝をしながら、最終日を迎える次第です。
来年が皆様にとって素晴らしい一年になることを心より願っております。
良いお年をお迎えください。