久方ぶりの登場です。前のアップが9月14日でしたから、かれこれ5ヶ月振りのブログです。
少しサボり過ぎたことを反省しております。
あっという間の冬季五輪でしたが、10代スノーボーダー2人のメダルにはじまり、羽生選手の金メダル、
スキージャンプの葛西選手の涙のインタビューや、真央ちゃんによる感動のフリーの演技などなど
色々なシーンが思い出されますが、すっかり過去のものになろうとしている気がします。
世の中のスピードが早いのか、世間的に余韻に浸っていい時間は3日間くらいなのでしょうか。
ちょっと寂しい気もします。
今回のブログのタイトル『世界で戦う』ちょっとかっこいいタイトルになりました。
なぜなら先日、とてもお世話になった病院の看護婦さんたちが、このブログを見ている
事が判明したのです。しかもみんな美人ばかりです。
ここはしっかりと人間性をアピールし、次の何かにつなげなくてはいけません。
今年は飛躍の年と位置付けているボクに取っては、大きなチャンスとなるかもしれないのです。
ソチで冬季五輪が開催された訳ですが、出場された選手のみなさんには、心から敬服して
います。競技によってまちまちですが、フィギュアなら数分間、ジャンプなら約8秒に人生を賭けて
いる訳です。4年先の数秒のために多くの犠牲を払い、人生を賭けて挑んでいること自体が称賛
に値すると思うのです。大会本番で100%のパフォーマンスを発揮した結果、表彰台を逃したとして
も悔しいでしょうが、十分な力を発揮できず大会を終えることになった選手の気持ちは、筆舌に尽く
せません。
受験勉強で苦労した人もいらっしゃるでしょうが、それでも1年間です。
しかも世界一を狙うのではなく、ある程度、身の丈にあった目標を立てるのが常です。
これが中3くらいから、親兄弟、親戚友人、一族郎党から「東大に行くんでしょ」と毎日のように
言われたら身が持たないし精神衛生上、危険な状態に陥る事が多いに予想されます。
彼らのフィールドが世界を相手にしている事を考えると、大学に例えるとハーバード、ケンブリッジの
方がイメージは近いのかも知れません。
しかも大学なら数百人は入れますが、彼らが課せられているのは世界の一番です。
世界にたった1つしかない席を目指して、4年間を過ごすなんて凡人には想像すらできません。
こうして書きながら胸が苦しくなってきました。呼吸も乱れています。
(看護婦さん、バイタルお願いします)
そんな重圧は、厚顔無恥なオッサンでも耐えることは難しいでしょう。
十代、二十代の彼らが背負ってきたものは、とてつもなく大きなものだったと思うのです。
ましてやウィンタースポーツは、海外が主戦場になる競技も多いです。
言語も違う不慣れな場所で、平常心と向上心をキープしながら闘争心を奮い立たせ、
タイガー・ジェットシンと化した香田晋のヤンキーパワーが炸裂したとしても、メダルはそう簡単
には取れないのです。
海外と言えばボクも数年前まで、ちょこちょこ仕事とプライベートで海外に行く機会がありました。
毎回のように思う事は、トイレ事情は日本が世界一です。しかも圧倒的にです。
国内のウォシュレット(これはTOTOの登録商標だから正確には温水洗浄便座と言う)の普及率は、
70%を超えているそうです。家庭はもとよりホテル、レストランをはじめ多くの場所に設置されていますが、
海外では先ず目にすることはありません。相当な高級ホテルでもウォシュレットはついていません。
ここで話しは国内に戻るのですが、ウォシュレットに関して、どうやら自宅以外のウォシュレットを
使う派と使わない派に分かれることが分かりました。ちなみにボクは使う派です。
当然ながら一番使いやすいのは自宅のトイレです。外のトイレを使う際にいつも気にすることは、
いつ力を緩めるかということです。自宅では強さも調整済みですから安心して使えますが、外のやつは
危険なほど強い時があります。通常は中くらいの設定で大丈夫なはずですが、機械がバカになった
のか、中設定でも危険な時があります。ですからボクは目一杯お尻に力を入れて使うのです。
問題は強さだけではありません。シャワーが止まる時間的ラグがクセものなのです。
最初は緊張感を持って目一杯、力を入れていますが、シャワーの強さを確認しながら力の調整を行い、
そして『止』ボタンを押したら、ほとんどの人が力を緩めるはずです。最終段階においては、ほぼ力が
入っていない開放状態になると思います。外トイレの場合この時間的ラグによる被害が出るのです。
本来なら力を緩めていいタイミングなのに、まだ勢いよく噴射してくるバカシャワーに当たると、俗に言う
『飲み込んじゃう』現象が起こります。これはかなりの不快感です。
そんな話を知人としていたら、彼は、基本飲むそうです。しかも、それを何度か繰り返すのです。
ちなみに彼はその作業を、うがいと言っていました。
ちなみにマレーシアではトイレに紙がなく、便器の横にシャワーが転がっていたのを多く見ました。
そのシャワーで洗うようなのですが、最期までそれを使う気にはなれませんでした。
結果としてホテル以外では、ほぼ行かないはめになりました。
ボクが何を伝えたかったのかと言うと、トイレ事情1つ取っても海外で戦うことは大変だということです。
こんなことを書いて、看護婦さんと仲良くなれるとは到底思えません。
今回も作戦は失敗しそうです。