5月20日に開催されたチャレンジカップ第3戦のレース結果です。
今回の注目は、なんといってもPRDクラスです。エントリー台数は14台。
参加選手はカート歴20年、元全日本ドライバー、昨年のSSチャンピオンなど、
ベテランぞろいの猛者ぞろいです。しかもTTは1周アタック。
往年のドライバー1周アタックのが経験ありますが、若手は初めて経験するので、
かなり緊張している様子でした。観客は誰が一番時計を出すかワクワクです。
そんな中で渾身のアタックを見せた南澤が人生初のPPを獲得。
そして2番手は日笠山と飯島が、まさかの1000分の1まで同タイム!
規則により出走順が早い者が優位になるので、日笠山が予選2番手グリッドを獲得。
激熱のTTとなりました。
レンタルT4クラスは、開幕から連勝している持田を打ちまかずべく刺客が送り込まれた。
が、かなり持田を攻め立てたものの結果は持田が優勝。レジェンド持田の連勝は3に伸びた。
カデットオープンは今年から参戦している林がPPを獲得し、初の決勝ポールとなった。
レースは安定の走りを見せた永沼が開幕3連勝を果たした。
1戦2戦と不成立になっていたTIA-Jrだが今回3台ではあるが、成立し開催となった。
このクラスで種田が悲願の初優勝を飾った。KTオープンは4年半振りにレースに復帰した椎野が優勝。
SSは今回PRDにWエントリーをした満田が優勝。
話題のPRDは、スタート直後の1コーナーでワンツーの接触により、セカンド飯島がリタイヤ。
ポールスタートの南澤は大きく後退。3位スタートの飛田がファスティストをマークする好走をし、
この激戦クラスを制した。飛田は6年振りに大井松田での優勝を飾った。
予選で重量失格となり、決勝を最後尾スタートとなった満田が5位入賞を果たしたのも特筆すべき
点であった。
T4クラス
優勝:持田孝司 2位:江草潤一(写真は代行の射場) 3位:橋本浩將
カデットオープンクラス
優勝:永沼眞之介 2位:高橋空雅 3位:高橋柊雅
TIA-Jrクラス
優勝:種田孝樹 2位:秦野睦啓 3位:尾藤柚奈
KTオープンクラス
優勝:椎野和行 2位:杉 颯太 3位:岩崎康一郎
SSクラス
優勝:満田隼矢 2位:己斐敬一太 3位:劔持シュン
PRD1周アタック
No.2日笠山とNo.71飯島が奇跡の同タイム